看護師として働いて数年が経ったんだけど、人間関係に悩んでいる。
上司や同僚、後輩とのコミュニケーションがうまくいかない。
人間関係でストレスが溜まっているから対策を教えて
中堅看護師にとって、人間関係に関する悩みはつきものです。
それは上司や同僚・後輩と幅広い人たちとの関わりによって新人看護師とはまた違った中堅看護師ならではの悩みがあるからです。
僕は看護師をして12年が経ちます。
これまでの看護師経験を通して人間関係に悩みながら仕事をして、自分の対応で相手が不機嫌になることもあれば、逆にほめてくれて仕事がやりやすくなることもありました。
そこでこの記事では、中堅看護師のあなたに向けて上司や同僚・後輩看護師との人間関係を円滑にして仕事がやりやすくなる方法をまとめて紹介します。
この記事を読みそれを実践すれば、あなたは上司や同僚・後輩看護師と人間関係で揉めたり、それが原因で仕事がやりにくくなったりすることがなくなってくることでしょう。
僕が12年かけて学んできた中堅看護師ならではの人間関係の悩みとその対策をまとめました。
もしあなたが人間関係で悩みを抱えているのであれば最後まで読んでください。
上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない
もしあなたが上司や同僚とのコミュニケーションが上手くいかないと感じるのなら、これらのような対策を行うことで改善することができます。
ポイント
- 相手の立場や気持ちを理解する
- 自分自身の意見や思いを直接伝える
- ポジティブな姿勢を心がける
- コミュニケーションスキルを磨く
- 第三者に相談する
相手の立場や気持ちを理解する
上司や同僚の看護師の立場や背景を理解し、相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを心がけます。
相手がやっていることは間違っていると感じたことはありませんか?
そういったときに、なぜ相手の看護師がそれをやってしまったのか、そうなってしまうだけの理由があったのかもしれない。
看護師長も責任者という立場上、仕方なく部下の看護師に時には厳しく言わないといけないときだってあるのかもしれない。
このように考えるようにしてみてください。
このように考えて相手の立場や気持ちに寄り添うことができれば、自然と相手もあなたに心を開いてくれるようになります。
相手に対して興味を持ち、相手の話を聞くことが大切です。
自分自身の意見や思いを直接伝える
自分自身の意見や思いを相手に伝えることで、誤解やトラブルを回避することができます。
だけどここで注意点が一つ。
それは自分の意見を主張する際には、相手の意見も尊重することが重要です。
相手には相手の考えがあってそれを主張している。
その話を遮るように自分の話をしたり相手の考えは間違っていると決めつけたりすることはせず、相手の考えを最後まで聞いて自分の意見と違った場合は「そうか、そうですよね。そういった考えもあるんですね」と尊重した上で自分の意見を主張してください。
相手の話を聞かずに自分の意見だけを主張していると必ずトラブルになってしまいます。
ポジティブな姿勢を心がける
ポジティブな姿勢を持ち、相手に対して積極的な姿勢を示すことが大切です。
看護師長や同僚のアドバイスを素直に聞き入れて「なるほど、そういう方法があったんですね。次のときは僕もそのようにやってみようと思います」とポジティブな姿勢を示してください。
そして「悩んでいたけど〇〇さんのおかげでスッキリしました。ありがとうございます」と相手に対して感謝の気持ちを伝えることで、相手の自尊心を高め、相手との関係を改善することができます。
コミュニケーションスキルを磨く
コミュニケーションスキルを磨くことで、相手との関係を改善することができます。
自分自身の表現力を高めるために、コミュニケーションに必要なスキルや知識を学ぶことが大切です。
ちなみに僕はこの本でコミュニケーションスキルを学びました。
仕事や仕事以外でも使える方法がいくつもの事例を元にたくさん紹介してあります。
これを読む前と読んだ後ではかなり相手への接し方が変わってきたと自分自身で実感します。
第三者に相談する
上司や同僚とのコミュニケーションに悩んでいる場合は、第三者に相談することで、問題を解決することができます。
相談する相手は、信頼できる先輩や友人、またはカウンセラーなどを選ぶことが大切です。
上司や同僚とのコミュニケーションが上手くいかない場合は、自分自身がコミュニケーションスキルを磨き、相手の立場や気持ちを理解することが大切です。また、第三者に相談することで、新しい視点やアドバイスを得ることができます。
もしあなたが仕事のことで誰にも相談する人がいないと考えているのなら、この記事のコメント欄かもしくはTwitterのURLを載せておくのでDMをしてください。
僕で良ければお答えしようと思います。
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新人看護師や若手スタッフの扱いに悩む
新人・後輩スタッフに対して、指導することで関係性を築きます。 ・自分自身が模範となるような行動を示し、若手スタッフに尊敬される存在になります。 ・定期的なフィードバックやフォローアップを行うことで、若手スタッフの成長を支援することが大切です。
コミュニケーションを大切にする
新人看護師や後輩看護師が不慣れなことも多いため、コミュニケーションを大切にすることが重要です。
遠慮せずに質問や相談に乗ってあげることで、彼らの不安や疑問を解消することができます。
特に新人看護師や若手は看護師は、職場での意見や意思表示がしにくい場合があります。
職場の上司や先輩看護師が積極的にコミュニケーションを取り、意見を聞くよう心がけることが大切です。
先ほど紹介したこの本では、上司や同僚だけでなく後輩や部下に対しても有効なのでぜひ新人や後輩看護師とのコミュニケーションに悩んでいるのなら読んでみてください。
アドバイスをする際は優しく、丁寧に伝える
新人看護師や後輩看護師にアドバイスをする際は、優しく、丁寧に伝えるように心がけましょう。
注意や指導が必要な場合でも、相手の立場に立って、誠実な言葉遣いを心がけることが大切です。
共感する姿勢を持つ
新人看護師や後輩看護師が困ったことや悩みを抱えているときは、共感する姿勢を持ちましょう。相手の気持ちに寄り添い、自分も同じように経験したことがあるなら共有することで、彼らを励ますことができます。
モチベーションを引き出す
新人看護師や後輩看護師がモチベーションを下げてしまう原因として、自信のなさや疲れなどが挙げられます。
そんなときは、彼らが自信を持てるようなタスクを与えたり、労いの言葉をかけたりすることで、モチベーションを引き出すことができます。
そのためには些細なことであってもとにかくほめることを意識してください。
新人看護師は
自分も学び続ける姿勢を持つ
新人看護師や後輩看護師に教える立場にいる看護師であっても、自分も学び続ける姿勢を持ちましょう。
彼らと一緒に学ぶことで、自分自身のスキルアップにもつながります。
また、新しい知識や技術を習得することで、彼らにもより多くのアドバイスを与えることができます。
キャリアアップに関する不安や競争に悩む
看護師のキャリアアップに関する不安や競争に悩む場合、以下のような対策を取ることをお勧めします。
目標設定と計画の策定
キャリアアップを目指すには、目標を設定し、そのための計画を策定することが重要です。自分が目指す方向性を明確にし、そのために必要なスキルや知識を習得することで、不安感や競争への不安を減らすことができます。
スキルアップのための研修や勉強会に参加
キャリアアップを目指すためには、自己研鑽をする必要があります。
自分の職場や、業界団体が主催する研修や勉強会に参加することで、最新の知識や技術を学び、スキルアップを図ることができます。
こうして自分自身の能力やスキルを磨くことで、キャリアアップにつなげます。
メンターの探索
先輩看護師や、同じキャリアアップを目指す人たちからアドバイスや指導を受けることができるメンターを探すことも有効です。
メンターは、自分が達成したいキャリアアップの目標に向けたアドバイスや、モチベーションの維持など、様々な面でサポートしてくれます。
ネットワークの構築
キャリアアップを目指す上で、自分と同じ志を持つ人たちとのネットワークを構築することも重要です。
情報交換や相談を通じて、自分の不安や疑問を解消することができ、やる気を維持することができます。
また職場では自分自身が業務に取り組む姿勢や成果をアピールすることで、周囲に自分自身を認めてもらうことができ、さらに周囲の中で協力し助け合うことでチームのパフォーマンスを高めることができます。
自己肯定感の向上
キャリアアップにおいて、競争や不安感を感じることがあるかもしれません。
しかし、自己肯定感を高め、自分自身の能力や経験を認め、自分自身を信じることが重要です。
自分自身を客観的に評価し、自分自身の強みを活かすことができるようになり、自信を持ってキャリアアップを目指すことができます。
人間関係によるストレスに悩む
コミュニケーションの改善
職場でのストレスは、コミュニケーションの不足や誤解から生じることがあります。同僚や上司とコミュニケーションを取り、問題や不満を共有しましょう。
自分の立場や感情を伝えることで、相手との認識の共有や解決策の模索が可能になるし、周囲の人との関係性を改善することでストレスを軽減することができます。
自己管理の向上
ストレスに対する感受性やストレスに対処する能力を向上させることは、ストレスを軽減する上で非常に有効です。自分に合ったリラックス方法やストレス解消法を見つけ、積極的に取り入れていくことが大切です。
自分自身の感情をコントロールし、業務に集中することができます。
同じくストレスを抱える看護師と接する
職場のストレスを抱える人たちが集まり、悩みをそれぞれ話すことで、お互いに理解し合い支援し合うことができます。
自分以外の看護師の悩みやこれまでの経験を聞くことで、より効果的なストレス対策が見つかるかもしれません。
もしあなたが「そんなこと言ったって、職場の人間関係で悩んでいるし、そんな悩みを話すことができる人なんていないよ」と感じているのだとすれば、この記事のコメント蘭やTwitterでコメントしてもらえたらと思います。
メンタルヘルスの専門家に相談する
ストレスが原因で身体的または精神的な問題が発生した場合は、メンタルヘルスの専門家に相談することをお勧めします。専門家がアドバイスを提供し、ストレスの解消に向けた具体的なアプローチを提示してくれます。
以上のように、中堅看護師にとって人間関係は重要なテーマです。相手を理解し、自分自身が向上することで、人間関係を改善することができます。