転職を考えているんだけど、看護師の転職サイトって使ったほうがいいんだろうか?
なんか希望に合わない職場を勧められることがあるっていうし・・・
自分の希望に合った職場を紹介してもらえる方法ってないのかな・・・
この記事は、このような悩みを持つあなたに向けて書いています。
結論から言うと、希望に合う職場を勧めてもらうためには、あなたが何のためにどんな条件の職場を探しているかを伝えることが必要です。
なぜなら、転職サイトの担当者はあなたにできるだけ早く職場に転職してほしいと思っているので、できるだけあなたの条件に合い、望みを叶えることができる職場を探すからです。
転職を考えていて、せっかく看護師転職サイトに登録してみたものの、条件に合わない職場ばかり紹介されることってありますよね。
療養型の病院を探しているのに転職サイトの担当者からは一般病院の求人を紹介されたり。
外来の求人を探しているのに、病棟の看護師を募集している病院の求人を紹介されたり。
希望している診療科とは違う診療科の求人を紹介されたり。
こういうことってありますよね。
この記事では、看護師転職サイトから希望に合わない職場を勧められる理由とその対処法について紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで、あなたは看護師転職サイトから希望に合った職場をどんどん紹介されるようになり、スムーズに転職活動を進めていくことができ、そしてあなたの理想が叶う職場に転職できる方法を知ることができます。
目次
看護師転職サイトから希望に合わない職場を勧められる理由

あなたがこんなふうに思っているのだとしたら
あなたがなぜその条件を出しているのか、その条件を満たすことでどうなりたいのか、どのような望みを叶えたいと思っているのかが伝わっていない。
転職サイトに、あなたが提示した条件を全て満たすような求人がない。
転職サイトからとりあえず転職してほしいから闇雲に職場を紹介されている。
こういったことが理由にあります。
転職サイトの担当者はあなたにできるだけ早く職場に転職してほしいと思っているので、できるだけあなたの条件に合い、望みを叶えることができる職場を探してくれます。
しかし・・・
アドバイザーの力量が不足していると、利用者の希望を適切に把握できず、希望に合わない的外れな求人を紹介されてしまうこともあります。
このように担当者があなたの希望を正確に把握できずにいた場合は、あなたの希望に合わない職場を紹介されてしまうことがあります。
また、転職サイトはそれぞれのサイトによって情報量を多く持っている分野が違います。
大学病院や総合病院の求人が充実しているサイト、美容クリニックの求人が充実しているサイト、地方の病院・施設の求人が充実しているサイト・・・
さまざまです。
なので逆に言うと、あなたが利用している転職サイトには、あなたが希望している診療科・働き方に合った求人がない可能性があります。
さらに、転職サイトの担当者にはそれぞれノルマがあり、そのノルマを達成することが担当者自身にとって会社での評価につながります。
コンサルタントは、営業ノルマを持っているわけですから、自分の紹介する求人で転職をしてほしいと思うわけです。
質の低い転職サイトだと、利用者の利益よりもサイトやアドバイザーの利益を優先してしまい、「希望条件に合う・合わないではなく、手当たり次第求人を紹介する」ということもあります。
このように、あなたの希望を細かく聞いてその条件に合った職場を探すっていうことよりも、とりあえずノルマを達成するためにどこかに転職してほしいと思っている担当者だと、あなたの希望に合わない職場を紹介されることもあります。
看護師転職サイトから希望に合わない職場を勧められるときの対処法
看護師転職サイトから希望に合わない職場を勧められる理由
あなたがなぜその条件を出しているのか、その条件を満たすことでどうなりたいのか、どのような望みを叶えたいと思っているのかが伝わっていない。
転職サイトに、あなたが提示した条件を全て満たすような求人がない。
転職サイトからとりあえず転職してほしいから闇雲に職場を紹介されている。
これらを踏まえた上で、看護師転職サイトから希望に合わない職場を勧められるときの対処法を紹介していきます。
あなたが何のためにどんな条件の職場を探しているかを自己分析する
転職サイトの担当者にあなたの希望に合う職場を紹介してもらうためには、あなたが希望する条件を細かく担当者に伝えておく必要があります。
そのためには、あなた自身が
なぜ転職したいのか?
あなたは転職してどうなりたいのか?どういう生活がしたいのか?
あなたの望み・理想の生活を叶えるためにはどんな条件が必要なのか?
こういったことを自己分析してみてください。
そして、それぞれの項目で考えて、紙に書き出してみてください。
そうしてあなたが希望する条件やその理由を細かく転職サイトの担当者に伝えることで、担当者もあなたの望みをより深く知ることができるため、あなたの希望に合う職場を探しやすくなります。
自己分析の方法についてはコチラの記事で詳しく紹介しています。
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【看護師転職】失敗しないためには転職活動前に自己分析をしておく
複数の転職サイトを利用する
複数の転職サイトを使ってみることもおすすめです。
なぜなら、いくらあなたが希望する条件やその理由を担当者に伝えたところで、その転職サイトにあなたの希望に合う職場の求人がなかった場合、そういった職場を紹介できないからです。
先程、転職サイトはそれぞれのサイトによって情報量を多く持っている分野が違うという話をしました。
なので、あなたが
「仕事が終わった後に子供を保育園に迎えに行かないといけないから、救急病院よりは比較的、定時に仕事が終わる療養型の病院を探している」
とした場合、あなたが利用している転職サイトが、大学病院や総合病院・救急病院の求人が多く逆に療養型病院の求人が少なかった場合、なかなか「定時に帰る」という希望に沿う職場を紹介することができません。
こういったことを防ぐために、複数の転職サイトに登録しておくことをおすすめします。
とはいえ「転職サイトごとの得意な分野や診療科なんて分からないよ」と、あなたが思うでしょう。
なので、とりあえず求人数が多い転職サイトに登録してみてください。
求人数が多いということは、その分あなたの希望に合う職場が見つかる可能性も高くなるということです。
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転職サイトの担当者に返報性の原理を使う
転職サイトの担当者が自分のノルマのために、とりあえず闇雲に職場を紹介するっていうことがあります。
こうならないために、担当者と連絡をとっていく中で返報性の原理を使うという方法があります。
「返報性の法則(返報性の原理)」とは、相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のこと。たとえば、友人や同僚にピンチを救われたら、「次は自分が助けてあげたい」と思うでしょう。一方で、嫌なことをされたら、仕返しをしたい気持ちになることもありますよね。
引用元:STUDY HACKER
分かりやすい例が、会社の同僚が旅行に行ったときにお土産のお菓子を持ってきたことってありますよね。
それでお菓子をもらったら今度はあなたが旅行に行ったときに「この前あの人がお菓子持ってきてくれたんだから自分も持って行こう」みたいな感じでお菓子を買って会社に持って行きませんか?
こういう「相手から良いことをしてくれたから今度は自分が相手に良いことしよう」という心理法則のことを言います。
これを転職サイトの担当者に使って行きます。
転職サイトの担当者に「この人は転職に成功してほしい。だから希望に合った職場を探して紹介したい」と思ってもらうためには、あなたのほうから担当者を徹底的に信頼してみてください。
電話やメールが来たときはこまめに折り返し連絡をして、その際に「いつも〇〇さんには、職場を紹介していただいてありがとうございます」感謝の気持ちを忘れずに伝えてください。
このときに注意してほしいのが、中途半端にお礼を言ったり感謝の気持ちを伝えるとただの社交辞令になってしまうので、徹底的に担当者を信頼して感謝の気持ちを伝えるようにしてください。
また「〇〇サイトさんには〜」と会社名で話すより「〇〇さんには〜」と、担当者のは前で話すほうが圧倒的に信頼を得やすいです。
名前の持つ力って自分で思うよりもはるかに大きいのでぜひ、連絡をする際は担当者の名前を出すようにしてください。
日々の仕事や転職活動に忙しいと思いますが、この本ではこういった相手からの信頼を得る方法が紹介されているので時間があるときにでも読んでみてください。
まとめ
これまでの話をまとめるとこのようになります。