
看護師で転職をしようと思っているけど、何をしていいのか分からない。
職場を変わったとしても、転職に失敗したり後悔したくない。
自分の納得がいく職場で働きたい。
この記事は、このような悩みを持つあなたに向けて書いています。
結論から言うと、看護師の転職で失敗&後悔したくないのであれば、転職活動前に自己分析をしっかりやっておくことが重要です。
なぜなら、自己分析がしっかりできていないと、転職先の職場でも新たな問題・不満が出てきて転職を繰り返してしまうようになるからです。
短期間で転職を繰り返すようになってしまったら、そのぶん転職する際のあなた自身の労力や時間をムダに使うことになってしまうし、転職してからも次々に新しいことを覚えないといけないので転職後も大きな労力を使いストレスになります。
とはいえ看護師の転職ってどうやったらいいのか悩みますよね。
転職に関することって同僚の看護師や看護師長・看護部長にも相談しにくいし、誰にも相談できなかったら余計に「何をしたらいいの?」って分からなくなるし不安にもなってしまいますよね。
こういった不安な気持ちを抱いているあなたに向けて、この記事では転職で失敗しないために転職活動前にやっておくべき自己分析のコツや注意点を紹介していきます。
この記事を読むことであなたは、転職に失敗するリスクを下げることができ、逆に自分の要望を満たしてくれる職場に就職する可能性を上げることができるようになります。
目次
看護師の転職に失敗しないためには事前に自己分析をしておく
看護師の転職に失敗しないためにやっておくことは、自己分析です。
自己分析って言うとちょっと難しく聞こえますが、つまり「自分は転職してどうなりたいか、そもそもなぜ転職したいのか、自分の性格や特性」を考えてみてください。
転職する際に考えること
- 転職してどうなりたいのか
- なぜ転職したいのか
- 自分の性格や特性
転職してどうなりたいのか
転職することによって
- どういった生活を送りたいのか
- どんな人になりたいのか
- どんな看護師になりたいのか
これを考えてみてください。
例えば
- 子供ともっと一緒に過ごす時間が欲しい
- 旅行が趣味
- いろんなところに住みたい
- どの病院に行っても通用するスキルを身につけたい
- やりたいことがいっぱいあるのでワークライフバランスを充実させたい
こういった生活を送りたいのであれば
子供と過ごす時間が多く欲しいから、残業や夜勤が少なくて定時にすぐ帰ることができる、自宅や保育園から近い職場
旅行が趣味で旅費を貯めないといけないから、夜勤をバンバンしていっぱい夜勤手当がもらえる職場
いろんなところに住みたいから、期間限定もしくは短期で働くことができる職場
どこに行っても通用する高い看護スキルを身につけたいから急性期病院or病棟
ワークライフバランスを充実させたいから、有給取得率が高い職場、研修は仕事扱いで参加できる職場
こんな感じですね。
こういったように、自分の理想の生活を送るため、理想の人生にするためにどんな職場で働くのかと言うことを転職活動をする前にしっかりと考えてみてください。
知っておいてほしいのは、成功も失敗も人それぞれ異なるということです。
ある人によっては、給与さえ高ければ転職成功となるかもしれません。ある人によっては、残業さえなければ転職成功となるかもしれません。
どうなれば転職成功なのかを考えて下さい。どんな職場だったら気持ちよく働くことができるか、どんな職場だったら満足することができるかをイメージしてみて下さい。

頭で考えるだけじゃなくて紙に書いてみると、考えが整理されるのでおすすめです。

ちなみにですが、もしあなたが僕と同じように
看護師さん
子供との時間もしくは趣味などのワークライフバランスを充実させたいから残業はしたくない
と考えているのであれば療養型病院への転職をおすすめします。
僕は療養型病院に転職してから自分のために使う時間を使ったり家族と過ごしたりとやりたいことができるようになってきました。
このあたりのことも含め、コチラの記事では療養型病院で働くメリットとデメリットを紹介しています。
➡️看護師が慢性期・療養型病院に転職するメリット&デメリット【体験談アリ】
あなたの性格や特性
- あなたは何が好きで何が嫌いなのか?
- あなたの得意と不得意は何か?
- どんな働き方をしたいのか?
こういったことも合わせて考えておくと、転職する際に「こんなはずじゃなかった」って思うことが少なくなります。
例えば
- あまりに忙しすぎる職場だったら考えがまとまらずにパニックになりやすくて事故が増えてしまう
- 吸引や採血といった看護技術は得意なほう
- 体力に自信がないので夜勤の回数はできるだけ少ないほうがいい
こういったことですね。

看護師の転職で自己分析をする際の注意点
転職する際の自己分析の重要性を紹介してきましたが、注意点としては、よく「転職してどうなりたいか?どんな看護師になりたいか?」を考えたときに、看護師としてこうなりたいっていうことばかりを考えてしまいがちになることです。
- どの病院に行っても通用するように救急でスキルを磨きたい。
- 循環器看護を極めたい。
- 認定看護師を目指している。
こういった目標ももちろん大切ですが、看護師という仕事だけで転職を選んでしまうと転職後に心や体が疲弊してしまうことがあるので、仕事やスキルだけじゃなくワークライフのライフの部分も重視して転職の条件を考えてみてください。

看護師の転職でよくある失敗
ここで看護師の転職でよくある失敗を紹介していきます。
それは、看護師界の風潮にとらわれすぎてしまって本当の自分が見えなくなってしまうことです。
よくあるのが
- どこに行っても通用するように急性期は絶対に経験しておいたほうがいい
- 同じ病院で最低3年は働かないといけない
こういうことって看護学校や実際の職場でよく聞くし、よく言われますよね。
確かに急性期病棟で働いていると、とても高い看護スキルが身についてどこの職場に行っても通用する看護師に成長することができるし、そういったスキルの高い看護師は転職する際にも有利になります。
また、急性期でなくても同じ病院で長く働いている人だったら、転職を受け入れる職場からすると「この人だったらウチでも長く働いてくれるかもしれない」と期待して、採用されやすくなります。
僕は急性期で働いたことがないので、忙しくて大変な環境で働いている看護師さんたちを尊敬しています。
だけどこんなふうに「〇〇って言われているから転職」っていう方法では、先ほど紹介した「自分は転職してどうなりたいか、そもそもなぜ転職したいのか」っていう自己分析を完全に無視していますよね。
こうした転職をしてしまうと、自分の理想の生活や自分の性格や特性に合ってない職場で働くことになってしまうので、転職先で苦しい思いをすることになってしまいます。

まとめ
これまでの話をまとめるとこのようになります。
まとめ
- 看護師さんが転職活動をときは事前に自己分析をやっておく
- 自己分析のポイントは「転職してどうなりたいか・なぜ転職したいのか・自分の性格や特性」
- ワークライフのライフの部分もしっかり考えておく
- 看護師界での風潮に惑わされない

看護師で転職をしようと思っているけど、何をしていいのか分からない。
職場を変わったとしても、転職に失敗したり後悔したくない。
自分の納得がいく職場で働きたい。
あなたはこういうことを考えていて転職することを迷っていませんか?
もしそうであれば、転職活動前に自己分析をしっかりやっておくことが重要です。
なぜなら、自己分析がしっかりできていないと、転職先の職場でも新たな問題・不満が出てきて転職を繰り返してしまうようになるからです。
自己分析をする上で考えてみてほしいことが
- 転職してどうなりたいのか
- なぜ転職したいのか
- 自分の性格や特性
これら3つです。
あなたが、自分の理想の生活を送るため、理想の人生にするためにどんな職場で働くのかと言うことを転職活動をする前にしっかりと考えてみてください。
また、それを踏まえた上であなた自身の性格や特性も合わせて考えておくと、転職した後に「こんなはずじゃなかった」って思うことが少なくなります。
そして「転職してどうなりたいか?どんな看護師になりたいか?」ということを考える上で注意点があります。
それは看護師という仕事だけで転職を選んでしまうと転職後に心や体が疲弊してしまうことがあるので、仕事やスキルだけじゃなくワークライフのライフの部分も重視して転職の条件を考えてみてください。
それに加えて「どこに行っても通用するように急性期は絶対に経験しておいたほうがいい」などの看護師界の風潮にとらわれすぎてしまうと、本当の自分が見えなくなってしまう点にも注意をしてください。

ナース人材バンクでは「転職してどうなりたいか?」ということをよく聞いてくれて、僕に合った職場を紹介してくれました。
ナース人材バンクを利用するメリットとデメリットはコチラの記事で紹介しています。
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